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【太陽光お悩み相談室 Vol.8】リフォームで蓄電池を導入するメリットは?編

2025.11.06

すでに太陽光発電を設置されている方にとって、「蓄電池の追加設置」は、昨今の電気代高騰に伴い、関心を寄せることの一つではないでしょうか?

私たちにも、「太陽光をすでにつけているが、蓄電池を導入するメリットはあるのか?どんな人におすすめなのか?」という疑問が寄せられました。

 

そこで今回は、既に太陽光発電を設置した方が、蓄電池を追加導入するメリットと、導入前に確認すべき注意点にフォーカスしていきます。

 

太陽光発電システムに関する疑問にお答えする、

「太陽光お悩み相談室!」

太陽光発電システムの販売施工を手掛けるフソウリブテックの担当者が、皆さまからの疑問に「忖度なく本気で正直に」お答えします。

質問にお答えしていくのは、フソウリブテックで太陽光発電システムを担当するこちらのお二人。

 

右:宇野 克哉 さん(マテリアルソリューション部)
左:成行 勇弥 さん(マテリアルソリューション部)

 

第8回目となる今回の質問は、

「太陽光発電をすでにつけています。蓄電池を導入するメリットってありますか?どんな人におすすめですか?」

この疑問に、太陽光発電のプロが本音でぶつかります!

 

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1.最大のメリットは「経済性」より「防災」という安心感


宇野蓄電池の存在意義で一番大きいのは、「防災」という点ですね。


以前から本ブログ内でお伝えしている蓄電池の価値=防災。経済的なメリット以上に、災害による停電時に自宅だけは電気が使えるという「安心感」は、何にも代えがたいものかもしれません。

 


宇野周囲が真っ暗な中で、自宅の明かりが灯っている。それだけで心強いですし、お湯を沸かして温かい食事や飲み物を準備できるなど、具体的な安心にもつながります。


「万が一の備え」に絶大な効果を生む蓄電池。

その一方で導入のきっかけとして、「経済的なメリットへの期待」を持つ方も多いのではないでしょうか?しかし、ここにこそ慎重な判断が求められます。

2. 「安く売るより貯めて使う」は正解か?

導入を検討されるきっかけとして非常に多いのが、FIT制度(固定価格買取制度)を使った売電が終了したというケースです。

 


宇野:FITが終了すると、売電単価がガクッと落ちてしまいます。そのため、安く売るぐらいなら、電気を貯めて自家消費に使う方が良いのではないかというお気持ちはもっともです。


売電価格が下がった後、「安い価格で売るくらいなら、発電した電気を貯めて自宅で使った方が得だ」と考えることは、間違いでないと話す宇野さん。しかし、その感覚だけで導入を決めるには、注意が必要だと訴えます。

 


宇野:「貯めて使う」という考え方は間違いではありません。ただし、経済的な観点から導入を検討する場合は、購入コストと削減効果をきっちりシミュレーションし、「本当に入れて良いのか、悪いのか」という判断をしてから、導入することをおすすめします。


蓄電池は高価な買い物であるため、データに基づいた冷静な分析が後悔しないための鍵となります。

そして、そのシミュレーションの精度を大きく左右するのが、多くの人が見落としがちな「隠れたコスト」の存在です。

3. 意外な落とし穴。「お家のパワコン使えますか?」

後付けで蓄電池を検討する際に、多くの人が見落としてしまう注意点があります。それは、現在設置されているパワーコンディショナー(パワコン)が、蓄電池の増設に対応しているかという問題です。

 


成行:例えば、FIT9年目でそろそろFITが終了するというタイミング。ここで蓄電池を検討される場合、まずご家庭のパワコンが、そのまま蓄電池をつけられるものかどうかを確認してください。

古い太陽光システムでは、蓄電池を後付けできないパワコンがついていることが多いです。


少し前に設置された太陽光発電システムの場合、使われているパワコンに後から蓄電池を接続できないケースが非常に多いとのこと。

つまり、蓄電池を導入するためには、パワコン自体も丸ごと交換する必要が出てくる可能性が高いことになります。このパワコン交換費用は、初期費用を押し上げる要因にもなります。だからこそ「感覚」に頼らず、こうした追加コストを含めた詳細なシミュレーションが不可欠となるのです。

まとめ:未来を見据え、計算された決断を

今回の解説をまとめると、「追加で蓄電池を導入するメリット」に対する答えは、以下の通りです。


・蓄電池の圧倒的なメリットは「防災」にあり、非常時でも普段に近い生活を維持できる安心感につながる

・FITの売電終了後、売電単価が下がった際に、「電気を貯めて使う」という経済的なメリットも期待できる。

・導入前には、導入コストと削減効果のシミュレーションを必ず行い、既存のパワコンが蓄電池に対応しているか(交換が必要か)を含めた初期費用をしっかり確認する必要がある。


太陽光発電システムへの蓄電池の追加は、大きな投資です。災害時の安心感という価値、シミュレーションによる冷静な費用対効果の検証、そしてパワコン交換という予期せぬ追加コストの可能性。これら全てを総合的に考慮する必要があります。

 

フソウリブテックでは、お客様の現在の設備状況や、FIT後の売電状況をヒアリングし、現実的なシミュレーションを作成します。ご自身の生活にあった最適なプランを選んでいきましょう。

 

○次回配信について

次回のテーマは蓄電池の必要性をリアルに感じる具体例!編です。11/13(木)ごろの配信を予定しておりますので、お楽しみに!

 

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