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住宅

全棟構造計算で裏付け根拠のある耐震等級3

2021.01.05

耐震等級3の取得方法にも種類がある!?

いまでは家づくりを進めるうえで必ず出てくる耐震等級3という言葉ですが、同じ耐震等級3でも取得するためにいくつか方法があるのはご存じでしたか?

 

今回はそのうちの一つで現在フソウリブテックの全棟で採用されている構造計算【許容応力度計算】についてご説明します!

 

とは言ってもかなり専門的な内容なので今回は表面的なところのみの説明までにしておきます。もし詳しい話を聞きたい方はぜひともフソウリブテックにお越しください!専門的な知識を持った設計がご説明いたします。

 

家の重さを知っていますか?

専門的な説明に入る前に予備知識として…

木造住宅2階建て(32坪)程度の家であれば重さは約30tといわれています。※使用する材料や建物形状によって異なります。
この30tという重さをいかにして地面に伝達するかを計算しているのが許容応力度計算といわれる計算方法です!!

 

許容応力度計算とは?

あらためて、説明にはいることにします。許容応力度計算で計算している場所は大きく分けて2か所あります。

1.ひとつは建物の骨組みの一つである梁です。
許容応力度計算ではこの梁1本1本すべてにかかる荷重を計算して最適かつ安全な材の厚みを導き出しています!もちろんその荷重には内部の壁の重さ、屋根の重さ、さらに将来的に太陽光を乗せても大丈夫なように太陽光の荷重も含めて計算しています。(将来的な暮らし方の変化で困らないように設計します。)梁1本1本計算していることで安心できることはもちろんですが、さらに別のメリットとしては材料費を抑えられるメリットもあります。力の流れを計算して力がかからないところは最低限の梁の大きさにすることでコストダウンにもつながります。家はやはり高額な買い物なので少しのコストダウンが大きく影響してきますよね。

 

2.計算している場所の二つ目は基礎です。
基礎は家の重さを支える一番重要なポイントといっても過言ではありません。家づくりも基礎がしっかりしているとより安心で安全な暮らしが実現できます!基礎の大きな役割は外壁や屋根や床の重さを地面に伝えることです。そのために鉄筋の量やコンクリートの厚みを算出することで計算根拠を持った基礎が完成します!

 

構造の安全性の証明の重み

以上2点の計算をするためになんとA4用紙400枚程度の膨大な紙が印刷されます。

紙の量だけ聞くとびっくりするかもしれませんが、人生で一番高い買い物である家の安心と安全がこの400枚近くの紙で証明されていると思うとすごく安心ですね。

 

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