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照明器具の種類と新築住宅での選び方

2021.04.14

間取りや壁紙、家具etc.…家の印象を決める要素はさまざまありますが、【照明】もその一つ。

理想の家づくりは、適切な照明選びがカギとなります!

今回は照明器具の種類や、空間・用途に合わせた照明の選び方をご紹介します。

 

照明器具の種類

①シーリングライト

天井に直接設置する、最もポピュラーな照明です。

部屋全体を均等に明るく照らしてくれるので、広い空間に適しています。

円盤型で薄型のシーリングライトが主流で、取り付けや掃除が手軽かつ商品の種類も豊富。

最近はLEDタイプが多く、リモコンで明るさや色合いの調整ができるものも増えています。

 

②ダウンライト

天井に埋め込んで設置する照明器具です。

器具自体は目立たないように取り付けられるため、圧迫感がなくすっきりと開放的な空間に見せてくれます。

シーリングライトに比べて陰影がはっきりと出るため、落ち着いた雰囲気づくりが得意。

 

③ペンダントライト

コードやチェーンで天井から吊り下げて使う照明器具です。

オシャレなデザインが豊富で、部屋を一気にセンスアップしてくれます。

広い範囲を照らせるわけではないので、複数並べて取り付けることも多いです。

 

④間接照明

天井や壁、床などに光源を当て、その反射光を利用して空間を照らすのが間接照明です。

シーリングライトやダウンライトなどの直接照明と違って淡く柔らかな光が部屋を包み込み、空間に奥行きをもたらします。

光源を見せないため、高級感や上品さ、リラックス感を演出できます。

 

⑤スポットライト

天井や壁に取り付け、特定の場所を部分的に照らし出す照明です。

ライトの角度や方向を変えて、目立たせたい絵画や家具、観葉植物などを照らしたり、壁の質感を強調したりすることで、空間に表情とメリハリが生まれます。

 

⑥ブラケットライト

壁面に設置する照明器具です。リビングや寝室、トイレのほか、天井に取り付けにくい階段や吹き抜けに使われることも。

優しい光と陰影が部屋をオシャレに見せるだけでなく、リラックスムードを与えます。

 

⑦フットライト

廊下や階段、玄関、ベッドサイドなどの壁下部に埋め込み、足元を照らす照明です。

安全を確保するほか、雰囲気のある空間づくりにも役立ちます。

人感センサー付きや停電時に持ち運べるタイプなどがあります。

 

効果的な照明器具の選び方

次に、場所やイメージごとに適した照明器具の選び方を見ていきましょう

 

■リビング

リビングは家族構成やライフスタイル、過ごし方によって選ぶべき照明器具が異なります。

「仕事や学校から帰宅して、陽だまりのような明るく温かな空間に迎えられたい」「テレワークや子どもの勉強スペースとしても使う」という場合は、光量が十分にあり部屋全体を照らす【シーリングライト】がオススメです。

「映画や音楽などの趣味を楽しみたい」「お酒をゆっくり飲みながら、疲れを癒やせる空間にしたい」という場合は、明るすぎず部屋をすっきりと見せてくれる【間接照明】や【ダウンライト】が適しています。

「オシャレ度を上げたい」「こだわりのインテリアを引き立てたい」「なんだか部屋がのっぺりして見える…」という時には、空間にメリハリを与える【ダウンライト】をはじめ【スポットライト】や【ブラケットライト】を活用しましょう。

 

■ダイニング

ダイニングテーブルやキッチンカウンターに設置することが多いのが【ペンダントライト】。

真上からスポット的に光を当てることで食卓を明るく照らす上、料理をおいしそうに見せてくれます。

ダクトレールを使って稼働式にすれば、テーブルの配置やサイズが変わったときも照明の位置を簡単に変更できます。

 

■寝室

寝室はリラックスして眠りにつくのが望ましいため、【ダウンライト】【間接照明】【ブラケット照明】など、明るすぎない照明をチョイスしましょう。

【シーリングライト】なら調光機能が備わったものがオススメです。

また【フットライト】を設置すれば、夜中にトイレや水を飲むために起きたときなども安全に移動できます。

 

■玄関/廊下

玄関や廊下は狭い空間ながら、家族みんなが毎日必ず通る場所。またお客様を迎える場所でもあります。

狭小空間でもまぶしすぎず、ほどよい明るさで照らしてくれるのが【ダウンライト】や【間接照明】。

【フットライト】も併用するとオシャレな雰囲気を演出できる上、安全確保に役立ちます。

 

照明器具の種類を把握して、広さや目的に合った選択を

照明は奥が深い分野です。種類をしっかり把握して、部屋の面積や目的に合ったものを選びましょう。

フソウリブテックでは施工事例などを参考にしながら、お客さまの照明選びをお手伝いします!

今回は照明器具を紹介しましたが、実は、照明選びでは「色」も大切な要素。

次回は「色」にスポットを当て、生活シーンでの使い分けについて解説します!

 

照明に関する電気工事や、その他リフォームに関してはこちらのページをご覧ください。

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