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いま注目！工事にも使える『グリーン住宅ポイント』って？

2021.05.13

昨年まで行われていた『次世代住宅ポイント制度』はSNSでも「交換しました！」投稿が話題でしたが、家づくりに興味を持たれていた方は終わってしまい残念に思っていたかと思います。今年は、それに代わる『グリーン住宅ポイント制度』がすでに始まっているのはご存じでしょうか？

しかも！今回の制度は商品だけでなく、ポイントを追加工事にも使用できるというところが大きく異なるところ。家づくりを考えている方は要チェックですよ。

対象となる住宅と期間

2020年12月15日から2021年10月31日までに契約を締結した一定の省エネ性能を有する住宅の新築（持家・賃貸）、一定のリフォームや既存住宅の購入が対象になります。特例に該当する場合にはポイントが加算されたり、上限が引き上げられる仕組みになっています。

グリーン住宅ポイントでもらえるポイント

新築住宅（持家）　1戸あたり最大1,000,000ポイント

１．もらえる人

①住宅を新築する人

２．主な要件

①所有者自らが居住する住宅であること

②令和2年12月15日～令和3年10月31日の間に工事請負契約した一定の要件を満たす住宅であること

３．もらえるポイント

①高い省エネ性能等を有する住宅・・・・・・・・・・400,000ポイント
（認定長期優良住宅・認定低炭素建築物・性能向上計画認定住宅・ＺＥＨ）【特例の場合1,000,000ﾎﾟｲﾝﾄ】

②省エネ基準に適合する住宅・・・・・・・・・・・・300,000ポイント
（断熱等性能等級４かつ一次エネルギー消費量等級４以上の住宅）【特例の場合 600,000ﾎﾟｲﾝﾄ】

【特例の要件】
　東京圏の対象地域からの移住のための住宅・多子世帯が取得する住宅・三世代同居使用である住宅・災害リスクが高い区域からの移住のための住宅

リフォームの制度概要　1戸あたり上限300,000ポイント

１．もらえる人

①住宅をリフォームする所有者等

２．主な要件

①所有者が施工者に発注（工事請負契約）して実施するリフォームであること
②令和2年12月15日～令和3年10月31日の間に工事請負契約した省エネリフォーム等であること

３．もらえるポイント

リフォーム内容に応じたポイントの合計は上限300,000ポイント。ただし、下記Ⅰ～Ⅲの場合は上限が引上げられます！

Ⅰ．若者・子育て世帯がリフォームを行う場合、上限を450,000ポイントに引上げ。
Ⅱ．既存住宅の購入を伴う場合は、上限600,000ポイントに引上げ。
Ⅲ．若者・子育て世帯以外の世帯で、安心R住宅を購入しリフォームを行う場合、上限を450,000ポイントに引上げ

※若者世帯：40歳未満の世帯、子育て世帯：18歳未満の子を有する世帯
※安心Ｒ住宅：不安・汚い・わからないといった従来の中古住宅に対する消費者のマイナスイメージを払拭し、安心して選択できる目印とするための国の制度です。

安心Ｒ住宅の詳細はこちら>>

発行されたポイントの利用について

発行されたポイントの範囲内でいずれかまたは両方の利用が可能です。

①商品との交換に利用する。※商品交換受付開始は6月1日（予定）

②一定の要件に適合する追加工事との交換に利用する。

ポイントを取得できる、お得なリフォームって例えば？

今お住まいの愛着ある建物も、年数と共にどうしても修繕したいところが出てくるもの。気になるところはぜひこの機会を使ってのリフォームがお得になります。

例えば、お風呂（高断熱浴槽）や節水型トイレへリフォーム、また、窓・ドアの断熱性を高める工事など、１つ以上の省エネリフォームを行うことで、ポイントが発行されます。また、省エネリフォームと同時に耐震改修や、バリアフリー（手すり設置、段差解消など）改修を行うとその工事に対してもポイントが付きます！

※発行ポイント合計数が5万ポイント未満の場合は発行対象外となりますのでご注意ください。

発行されたポイントは商品交換または追加工事代金にも充てられるので、費用の関係であきらめていた工事が可能になるかもしれませんね。工事代金に充てられる工事は、①「新たな日常」に資する追加工事②防災に資する追加工事、と決められておりますが、わかりやすい例は、テレワーク用にカウンターを作ったり、宅配ボックスを設置するのもいいですね。