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台風に強い家とは?
この時期に多く発生する台風。
台風の被害を最小限に抑えるためには、台風に強い家に住み、事前の備えをしっかりしておくことが必要です。
そこで今回は、台風に強い家の特徴について紹介していきたいと思います。
台風への備えとして自宅でできることについても触れていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
台風に強い家の特徴① 台風に強い屋根材
屋根は台風による雨風の影響を直接受けてしまうため、台風に強い屋根材を選ぶことが大事です。
耐風・防水性能が高い屋根材を選びましょう。
特に「防災瓦」、「金属板」、「スレート屋根」は台風に強いと言われています。
また、屋根材が屋根にしっかり固定されていると、強風の際に剥がれたり飛散する可能性が低くなるため、何よりもしっかり施工されていることが一番です。
台風に強い家の特徴② 外壁の防水性が高い
外壁は外壁塗装によって防水性を高めるのが一般的ですが、年数が経過するとともに劣化していくため、定期的に行う必要があります。
台風シーズンの前に外壁の点検・メンテナンスを行っておきましょう。
外壁は雨漏りだけでなく、飛来物による傷・凹みや、強風によるはがれ・落下が生じる場合があるので、耐風性が強いことも重要です。
台風に強い家の特徴③ かさ上げ・高基礎
土地に盛り土をして敷地全体を高くする「かさ上げ」や、家の基礎部分を高くして1階をピロティにする「高基礎」で家を想定される水位より高くすることで、台風による浸水を防ぐことができます。
台風に強い家の特徴④ シャッター(雨戸)を設置している
窓にシャッター(雨戸)を設置することで、飛来物による窓ガラス破損を防ぐことができます。
また、窓ガラス本体を「防犯ガラス」にするのも有効です。
台風に強い家の特徴⑤ 平屋か3階建て
平屋は建物が低いため、台風による風の影響を受けにくいです。
対して3階建てでは上の階に生活スペースを設けることで、下の階が浸水しても生活することができるため、台風に強いと言えます。
台風に強い家の特徴⑥ 四角の家
家の形状を正方形や長方形など四角にすることで、台風による風の影響を受けにくくなります。
台風に強い家の特徴⑦ 住宅構造が「鉄筋コンクリート造」
台風に強い家の住宅構造は、「鉄筋コンクリート造」であると言われています。
実際に、台風の多い沖縄県では「鉄筋コンクリート造」の住宅が主流となっており、「鉄骨造」や「木造」に比べ強度が圧倒的に優れています。
しかし「木造」は吸湿性や断熱性に優れており、「長期優良住宅」や「住宅性能表示を受けた住宅」などの場合、木造であっても耐久性があり台風に強い家が多いです。
■台風への備え
これまで台風に強い家の特徴について紹介してきましたが、ここでは台風から家を守るためにできることについて解説しますので、ぜひ確認してみてください。
家の外
・飛ばされそうなものは屋内に片付けるか、まとめて固定します。
・庭の植物に防風ネットをかけておくと、植物を守ることができます。
家の中
・飲料水や食料を確保しておきます。最低でも3日分は用意しておきましょう。
・生活用水をお風呂などに貯水しておきます。
・スマホやモバイルバッテリーを充電しておきます。
・懐中電灯を準備しておくと、停電の時に役立ちます。
・防災リュックを用意し、避難口に置いておきます。
・避難所への経路を確認しておきましょう。
・避難場所や緊急時の連絡方法を家族で話し合って決めておくと良いでしょう。
まとめ
台風に強い家を建てるには、家自体だけでなく立地も重要です。
ハザードマップを活用し、台風の影響を受けにくい場所に家を建てましょう。
フソウリブテックでは、台風など災害に強い家づくりのお手伝いをいたします。
土地探しの際にはハザードマップを参考にしながら、安心できるくらしのご提案をさせていただきます。
お悩みの方はお気軽にご相談ください。
台風は来る前の備えと、通り過ぎた後の対処の両方が大事です。
今回は、台風に強い家の特徴や台風への備えについて紹介しましたが、実際に台風の被害にあった場合にどうすればよいのかについても知っておきたいところです。
こちらに台風の雨などで水害にあってしまった時の対処法について解説している記事がありますので、ぜひ読んでみてください。
詳しくはこちら>>「水害にあってしまったら。何からはじめたらよいのか分かりますか?」
最後まで読んでいただきありがとうございました。