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住宅

やさしい温かさ、床下エアコン快適性の体験会を実際に住まわれてるお家で開催!

2024.03.04

先日、設計の竹内が過去に担当したお客様のお家にて床下エアコンの体験会をさせていただきました。こちらのお宅は夏も冬もエアコン1台で快適に暮らせる計算をして建てられたお家です。

寒い冬場に活躍するのが「床下エアコン」。床下エアコンは、文字通り床下にエアコンを設置し、床下全体を温め、そこからあたたかさを室内に広げていきます。(夏は天井付近のロフトに取り付けられた10畳用のエアコン1台で家中が快適な温度に保たれているそうです!)

床暖房との違いは、エリアを固定せずに家中の床全体がほんのりあたたかいというところ。平均して約23℃の床表面温度なので、やさしいあたたかさが好みの方におすすめです。

実際に、お家の床を測らせていただきました。

リビングの床 24.3℃

和室のタタミ 23.7℃

玄関の床 20.7℃

勝手口の床(クッションフロア) 21.3℃

吹き出し口は計算通り温度が高めです。温風が効率よく出ている証拠です。室内の温度ムラを抑える吹き出し口を配置しています。

吹き出し口 23.7℃

床下エアコン前 26.9℃

大きな吹き抜けがあるお家ですが、あたたかい空気が2階に溜まりつづけることなく、家全体でムラなくあたたまっている状況です。

お客様にお話を伺うと、 薄着で過ごせるので外に出た瞬間にびっくりする事もあるとか。なんともうらやましい限りです!

こちらのお家もそうですが、相性の良い床材は、質感や足ざわり、あたたかさの伝わり方などから無垢の床材ということです。冬でも裸足で過ごしたくなりそうですね。

気になる費用ですが、一般的な家庭用エアコンを1台床下エアコンとして設置するだけなので、初期費用としても床暖房よりも導入しやすいですね。ランニングコストも、エアコンを一日中ずっと運転していても驚く金額ではないそうで、とっても満足されています。

 

重要なのは、断熱・気密性能と、太陽の動きに対し素直な設計をしたお部屋のレイアウト。設計者曰く「UA値やC値だけを気にしただけでは絶対に得られない快適さがある」ということで、一度検討してみてはいかがでしょうか?

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