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安心の家づくりレポート!建設現場の第三者監査(第6回・第7回)を覗いてきました。

2025.05.01

こんにちは!たいです。

今回は、新築工事中の現場で行われた第三者機関による監査の様子を取材させていただきました! 第6回と第7回の監査の様子をレポートします。プロの目で厳しくチェックされる現場、一緒に見ていきましょう!

第6回監査:お家を雨から守る「防水シート」を徹底チェック!

まずレポートするのは、建物の外壁に「防水シート」が施工された段階で行われる第6回監査です。この防水シートは、外壁材の内側に貼られ、万が一、外壁から雨水が浸入しても、建物内部への水の侵入を防いでくれる、とっても重要な部分なんですよ。

<主なチェックポイント>

●シートの重ね幅は十分か?: シート同士が重なる部分は、水が入らないように規定(通常90mm以上)の幅が必要です。

●サッシ(窓枠)周りの処理は適切か?: 窓周りは雨漏りのリスクが高い箇所。シートが窓枠に沿ってきれいにカットされ、防水テープなどで隙間なく処理されているかを確認します。

●シートに浮きや破れはないか?: シートがたるんでいたり、破れていたりすると、そこから水が入る原因になります。

●配管・配線周りの防水処理は?: 外壁を貫通する配管や配線の穴周りも、水が浸入しやすいポイント。防水テープなどで念入りに塞がれているか、厳しくチェックします。

<現場の様子>

現場では、特に配管周りの処理が丁寧でした! 配管が通る穴には、まず配管とシートを止める黒い弾性系の防水シートが貼られ、その上からさらにシルバーのシートを止める防水テープで補強するという二重の対策が取られていました。監査では、シルバーの防水テープだけでも合格のところを、フソウリブテックの標準施工として2重に防水しています。とてもきれいな施工がされていて素晴らしいですね!


また、テープを貼る順番も重要で、水が下に流れることを考えて、「下から上へ」貼り進め、一番上のテープが最後になるように施工されていました。これも水の浸入を防ぐための大切なポイントです。

検査員の方が、建物の周りをぐるっと一周しながら、これらのポイントを一つひとつ、丁寧に確認していきます。

 

結果は…?

 

気になる結果ですが… 指摘事項なし!
しっかりと基準通りに施工されていることが確認されました。これで雨の日も安心ですね!

第7回監査:快適な室温を保つ「断熱材」をチェック!

続いて建物内部へ移動し、第7回の監査です。
これは、壁や天井に断熱材が施工された後、そして壁や天井のボード(石膏ボードなど)を張る前に行われる、とても重要なタイミングでの監査です。ボードを張ってしまうと、もう断熱材は見えなくなってしまいますからね。

<主なチェックポイント>

●図面通りに施工されているか?: 設計図で指定された場所に、指定された種類の断熱材が、隙間なく、正しく施工されているかを確認します。

●隙間なく充填されているか?: 断熱材は隙間があると効果が半減してしまいます。壁の中の柱や配線・配管周りなど、隙間ができやすい箇所もしっかり充填されているかを確認します。

<現場の様子>

天井裏や壁の中を、検査員の方が図面と照らし合わせながらチェックしていきます。
こちらの現場では、監査のタイミングでも、窓のサッシ周りや、壁の中の細かな部分など、さらに細かな断熱材を充填する作業が続けられていました。
また、建物の構造を支える金物は熱を伝えやすいため、その部分にもしっかりと断熱材が充填されているのが確認できました。こうした細やかな配慮が、「夏涼しく、冬暖かい」快適な家づくりにつながるんですね。

 

結果は…?

 

こちらも指摘事項なし!
断熱性能もしっかり確保されていることが確認でき、一安心です。

監査を通して感じたこと:現場の「整頓」も品質の一部

今回の監査取材を通して、改めて感じたことが2つあります。

1つは、建物外周部を確認する際に上り下りする足場がしっかりしていて歩きやすかったこと。普段歩きなれない私でも全く怖くなくスムーズに歩くことができました。これは作業の安全確保はもちろん、丁寧な仕事をする上でも大切です。

もう1つは、現場のルールが分かりやすく掲示されていたこと。多くの職人さんが出入りする現場では、情報共有や安全ルールの徹底が不可欠です。整理整頓され、ルールが明確な現場は、見ていて気持ちが良いだけでなく、職人さん一人ひとりが集中して、良い仕事をするための環境づくりにつながっていると感じました。

「現場をきれいに保つこと」や「ルールを明確にすること」も、実は建物の品質を支える重要な要素なんですね。

まとめ

 

今回は、新築現場の第6回(防水シート)と第7回(断熱材)の第三者監査の様子をお届けしました。どちらの監査も指摘事項なく無事に完了し、見えない部分もしっかりと施工されていることが確認できました。第三者機関による厳しいチェックは、お施主様にとって大きな安心材料になりますね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

●これまでの第三者監査の様子についてのブログはこちらから

現場が進む中の安心を裏付け!第三者監査の重要な役割(第三回土台据付施工後・床下地材施工前)

第三者監査が8回目を迎えました!現場実施の様子をレポート(第8回 内部造作・ボード等施工完了後)

 

●第三者監査についての詳しい説明はこちらからご覧いただけます。

 

●現場の安全パトロールの様子はこちらからご覧いただけます。

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