こんにちは!
「中古リノベの舞台裏」シリーズ第8弾をお届けします!
中古住宅を購入して自分たちの理想の住まいを実現する「中古リノベーション」。
前回は、断熱工事が進行中の現場から「吹き付け断熱で住まいの暖かさはどう変わるか」についてお届けしました。
今回はその続き、空間の骨格をつくる工程です。
この2〜3週間で、天井の高さが決まり、壁の位置が確定しキッチンや洗面の配置が具体化します!
つまり、図面が“現場の現実”になる時間です。
こんにちは!
「中古リノベの舞台裏」シリーズ第8弾をお届けします!
中古住宅を購入して自分たちの理想の住まいを実現する「中古リノベーション」。
前回は、断熱工事が進行中の現場から「吹き付け断熱で住まいの暖かさはどう変わるか」についてお届けしました。
今回はその続き、空間の骨格をつくる工程です。
この2〜3週間で、天井の高さが決まり、壁の位置が確定しキッチンや洗面の配置が具体化します!
つまり、図面が“現場の現実”になる時間です。
現在、大工さんが進めているのは「天井の下地工事」。
木材で組まれたこの骨組みで、最終的な天井の高さが確定します。
■下地工事とは?
仕上げ材(石膏ボードやクロスなど)を取り付けるための土台をつくる工程のこと。
リノベーションにおいて、完成後は見えなくなるけれど、仕上がりを左右する重要な工程です。
天井の高さは図面通りに進めますが、実際の現場では既存の構造や納まりを確認しながら、必要に応じて相談・確認を重ねていきます。
“図面通り”を、ただ機械的に進めるわけではありません。
天井や壁、建具の枠など複雑に構造材が組み上がっていっている真っ最中。
天井の下地が組み終わると、次は壁、その後に床へと進みます。
「どうしてこの順番なの?」と思われるかもしれません。
内装工事では一般的に、上から下へ施工を進めることが多いとされています。
その理由のひとつが、仕上げ材を傷つけないため。
もし床を先に仕上げてしまうと、その上で脚立を立てたり材料を運んだりすることになります。天井や壁の作業中に床を傷めてしまうリスクが高くなるため、天井→壁→床という流れで進めるのが合理的とされています。
また、天井の高さが確定してから壁を立ち上げることで、寸法や納まりを確認しながら進めやすくなるという面もあります。
現場の状況によって細かな進め方は異なりますが、
今回のリノベーションでは、この順序で丁寧に空間を形作っています。
次に現場へ来たときには、ぐっと“部屋らしく”なっているはずです。

壁の下地作りの作業中
ここで重要になるのが「墨出し(すみだし)」です。
■墨出しとは?
図面に描かれた寸法や位置を、実際の床や壁に正確に写し出す作業のこと。
キッチンや洗面化粧台の仕様はすでに決まっています。
しかし、それを取り付けるには、
・キッチンがどこに来るのか
・壁がどこまで立ち上がるのか
を、現場で明確に示さなければなりません。
図面は“設計図”。
墨出しは“施工のスタートライン”。
ここが曖昧だと、すべてがズレていきます。
キッチン用に水道の配管が準備されている様子。ここへキッチンが施工される予定。
天井の下地を組む前に、もうひとつ重要な工程があります。
それが、天井裏への電気配線です。
照明などの電気配線は、天井を閉じる前にすべて仕込んでおく必要があります。
大工さんと電気工事の工程は、常に連携。
段取りが崩れると、後戻りが発生してしまいます。
見えなくなる部分ほど、準備と調整が重要です。
今検討しているのは、テレビ収納の造作。
造作家具は、図面だけでは完結しません。
壁の位置が確定してから、テレビを取り付ける位置や収納など細部を詰めていきます。
設計施工一貫で進めているからこそ、図面と現場を行き来しながら、より良い形へと調整できます。
テレビ収納が造作される予定の壁。枠が立ち上がっている様子。
この期間は、線だったものが立体になり、空間になる時間。
次に現場を訪れたとき、キッチンの位置が見え、壁が立ち上がり、空間のボリュームが体感できるはずです。
次回は、リノベーションの中でも、特に変化が分かりやすく、ワクワクする工程です。
空間が一気に“住まい”へ近づく様子をお届けしますのでお楽しみに!
▼これまでの様子はこちら
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