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【新企画始動!太陽光お悩み相談室 Vol.1】太陽光発電、本当に元が取れるのか?

2025.09.18

電気代の高騰が続く中で、現在のお住まいや建設予定の住居に太陽光発電システムの導入を検討されたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし太陽光発電システムに関する意見の中には、「なんか怪しいイメージがある」「売電価格が下がっているって聞くし、実は損するんじゃないの?」というものもチラホラ…。

 

そこでフソウリブテックは新企画を始動することに!
その名も、

「太陽光お悩み相談室!」

 

太陽光発電システムの販売施工を手掛けるフソウリブテックの担当者が、SNSでいただいた皆さまからのご質問に「忖度なく本気で正直に」お答えする企画となっております。

質問にお答えしていくのは、フソウリブテックで太陽光発電システムを担当するこちらのお二人。

 

右:宇野 克哉 さん(マテリアルソリューション部)
左:成行 勇弥 さん(マテリアルソリューション部)

 

記念すべき第1回目の質問は、

「ローンを組んでまで設置して、本当に元が取れるんですか?」

太陽光発電のプロが語る真実と見極めポイントを探っていきましょう!

1. 「売る」より「使う」が新常識。自家消費こそが費用対効果を高める

「ローンを組んで設置して、本当に元が取れるんですか?」という質問に対し、成行さんは「僕は取れると思います」と断言しています。
ただし、そこにはいくつかの重要なポイントがあるようです。

 


成行僕は取れると思います。基本的には。ただし、今は売電よりも自家消費でお得になる時代なんで、電気を家でほぼ使わなかったりすると、元が取れない人も出てくるとは思いますけど…。


かつては売電価格が高かったため、余剰電力を売ることで収益を得るモデルが主流でしたが、今は「いかに自宅で発電した電気を消費するか(自家消費)」が経済的なメリットを享受する上で重要になっていると解説しています。

 

この背景には、電力会社から電気を買う価格(購入電気代)と、電力会社に電気を売る価格(売電価格)の間に広がる、価格差があります。
売電価格が下落する一方で、購入電気代は高騰を続けています。つまり、発電した1kWhの電気を自家消費することは、高騰する電気代をそのまま節約する価値があるのに対し、同じ1kWhを売電しても得られる収益ははるかに少ないのです。この原則を理解することが、費用対効果を最大化する第一歩となります。

2. その見積もり高すぎ?知らなきゃ損する「価格の適正ゾーン」


宇野:結局どれぐらいのお金をかけて、どれぐらいのパネルを載せて、それがどれぐらいの経済効果を生むのかは、バランスで全て変わってきます。


太陽光発電システムは住宅設備の中でも特に「費用対効果」が求められる商品であり、初期設置費用設置容量、そしてそれによって得られる経済効果のバランスが最も重要だと話す宇野さん。

その中でも費用対効果を見極める上で最も大事なことが、「初期設置費用」だそうです。

 


宇野:同じ5kWの太陽光パネルでも130万円でつけた人と200万円でつけた人では、元が取れる取れないっていうのは大きく変わってきます。最初に見積もりを取った段階で、「これが適正なのか」見極めることが大切で、その金額が適正ゾーンにちゃんと入っていれば元は取れるかなと思います。

宇野1kWあたり25万円~30万円国の定める太陽光発電システムの適正価格と言われているので、まずはそれを超えていないか。「5kWで180万円です」って見積りが出たら内容を精査した方が良いと思います。


太陽光パネルの費用対効果を決定づけるのは「初期設置費用」。大幅な値引きに惑わされず、適正価格を把握し冷静な判断を行うことが、「元を取る第一歩」と言えそうです。

3. 「相見積もり」は交渉術ではなく、必須の作業

適正価格を見つけるための具体的な行動として、両者一致で強調されたのが「相見積もり」です。

 


成行:相見積もりは大事ですよね。
宇野:相見積もりは大事。絶対した方が良いです。きちんとした会社にきちんとした価格帯で依頼すると、元は十中八九取れます。


複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」は、必須の作業と捉えるべきで、これにより適正な価格と信頼できる業者を見つけることが可能となります。

4. 費用対効果を左右する3つの隠れた要因

「基本的には元が取れる」という大前提がありつつも、中には費用対効果が悪くなったり、設置自体が難しくなったりする「例外事項」も存在します。

 


1.北向きの屋根

宇野:屋根が北向きの場合だと、南向きにパネルを起こす必要があるので、架台の設置が別途必要になります。その分コストが上がってしまいますね。

2.南側の影

成行:家の南側に山や高い建物があると影になって発電効率が落ちるので、結果効果が薄くなってしまいます。

3.多面設置が必要な屋根

宇野:どうしても見積りが高くなってしまうなと思うのは、多面設置が必要な屋根。例えば片流れ屋根の1面設置だったら施工も簡単なんですけど、屋根が複雑な形状のために3面や4面に分けて設置しないと容量が乗らない状態だったら、施工や配線の量が増えて費用が増えてしまうので、儲かる状態にするのは難しいかなと思います。


太陽光発電システムの見積もり時には、発電効果のシミュレーションも併せて提示されるので、上記の要因に当てはまってしまった方は、そのシミュレーションも参考にしながら、設置について考えることが重要と言えそうです。

まとめ:太陽光発電で元を取るために!

今回の解説をまとめると、太陽光発電は「基本的には元が取れる」ものの、そのためには以下のポイントを押さえることが重要です。


・「自家消費」を意識する

・「初期設置費用」が最重要!適正な価格を見極める。

・「1kWあたり25万~30万円」を価格の上限ゾーンとして目安にする。

※他社様から上記金額帯で見積もりが出た場合は、ぜひ弊社にも相見積もりをご依頼ください!

・「相見積もり」を必ず行い、信頼できる業者を選ぶ。

・北向きの屋根、日陰、多面設置など、費用対効果が落ちる「例外事項」に注意する。


高額な買い物だからこそ、焦らずじっくりと情報を集め、今回ご紹介したポイントを参考にしながら、ご自宅に最適な太陽光発電システムを導入してくださいね!

 

○次回配信について

次回のテーマは「もはや売電は雀の涙!?今から付けるメリットとは?」です。9/25(木)ごろの配信を予定しておりますので、お楽しみに!

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