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【太陽光お悩み相談室 Vol.2】もはや売電は雀の涙!?今から付けるメリットとは?

2025.09.25

電気代の高騰が続く中で、現在のお住まいや建設予定の住居に太陽光発電システムの導入を検討されたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし太陽光発電システムに関する意見の中には、「なんか怪しいイメージがある」「売電価格が下がっているって聞くし、実は損するんじゃないの?」というものもチラホラ…。

 

そこでスタートした新企画!その名も、

「太陽光お悩み相談室!」

 

太陽光発電システムの販売施工を手掛けるフソウリブテックの担当者が、SNSでいただいた皆さまからのご質問に「忖度なく本気で正直に」お答えする企画となっております。

質問にお答えしていくのは、フソウリブテックで太陽光発電システムを担当するこちらのお二人。

 

右:宇野 克哉 さん(マテリアルソリューション部)
左:成行 勇弥 さん(マテリアルソリューション部)

 

第2回目となる今回の質問は、

「売電価格が昔よりずいぶん安くなったと聞きます。今からつけても電気を売るメリットはほとんどないんじゃないですか?」

この疑問に、太陽光発電のプロが本音でぶつかります!

 

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1.「売る」から「使う」時代へ。売電単価下落の真実

かつては高値で電気を売ることができた太陽光発電。しかし、今はその状況が大きく変わってきています。

 


宇野:売電価格が下がったのはおっしゃる通りです。昔は1kWhあたり40円以上で電気を売れる時代でしたが、今のFIT制度では、売電単価が平均で14円程度と半分以下に落ちています。なので売電するメリットは昔ほどはない。というのが事実ですね。


多くの方が懸念する「売電価格の低下」は事実だと話す宇野さん。現在のFIT制度(固定価格買取制度)では、平均して10円台半ばまで下落しているため、「売電で儲ける!」というのは現実的でないようです。

2. 売電単価は下がったが、設置費用も大幅ダウン!

売電単価が下がり、「太陽光発電は儲からない」というイメージを持つ方もいるかもしれません。

しかし、そう決めつけてしまうには早いようで…?

 


宇野:確かに売電単価は下がりましたが、太陽光発電システムの設置費用も昔に比べて大幅に下がっています。昔は5kWのシステムを設置するのに300万円、高ければ400万円かかった時代もありました。

今は材料開発が進み、生産効率も上がったことで設置費用が約半分になっています。


宇野さんによると、売電による収入が減った一方で、初期投資も大幅に削減されているため、この両方を考慮すれば、投資回収までの期間は昔と大きく変わらないのでは?とのことです。

売電価格の数字だけを見て判断するのは、物事の半分しか見ていないのと同じことだと言えるでしょう。

3. 電気代高騰の今こそ、自家消費で賢く節約

売電単価が下がる一方で、電気代は高騰を続けています。この状況が、太陽光発電の新たなメリットを生み出しています。

 


成行:今は自分の家で発電した電気をどれだけ使えるか、どれだけ電力会社から電気を買わないか。「自家消費」が今の太陽光発電の肝となってきます。
宇野:売電価格が10数円でも、電力会社から電気を買えば30円以上かかります。であれば、家で発電した電気を消費する方が、圧倒的に経済的なメリットが大きいです。


売電が得だった時代は、【売電価格:40円台/kWh】に対し【買電価格:20円台/kWh】だったことから、電気を買うよりも作った電気を売る方がはるかに高値でした。そのため、「発電した電気はできるだけ売って利益を出す」というのが、最も賢い選択でした。

しかし現在は、燃料価格の高騰などを背景に、【売電価格:10円台/kWh】に対して、【買電価格:30円台/kWh】という状況に変化しています。

 

「いかに自分の家で電気を使い、電力会社から電気を買わないか」が、大きな経済的メリットを生み出すのです。

4. キーワードは「日中電気代0円生活」

現代のライフスタイルは、太陽光発電のメリットと親和性が高まっているそうです。

 


宇野ペットのために外出時もエアコンをつけっぱなしにする方や、在宅ワークの普及により、日中の電気使用量が増えているという方もいらっしゃるはずです。そういう方ほど、太陽光発電の経済メリットは得やすいですね。


 

さらに自家消費を最大限に活用するためには、他の設備との組み合わせもポイントになるようです。

 


宇野:これからリフォームや新築をお考えの方は、太陽光発電の電気を効率よく使うために、エアコンやエコキュートといった付属設備の選び方も大切になってきます。

成行「日中電気代0円生活」ができたら1番ベストですね。


発電量が多い日中にエアコンを積極的に使ったり、エコキュートでお湯を沸かしたりすることで、高騰する電気料金の影響を最小限に抑えることができます。

目指すべきはお二人が語る「日中電気代0円生活」という、新しい時代のエネルギーライフです。

 

「売電」にこだわらず、「自家消費」という価値観で太陽光発電を捉えなおす。もちろん、使いきれずに余った電力は、無駄にせず売電して少しでも収入を得ることが合理的です。しかし主目的はあくまで「自家消費」にあるという意識の転換こそが、これからの時代にメリットを最大限引き出すための第一歩です。

まとめ:太陽光発電は「売る」から「使う」時代へ

今回の解説をまとめると、売電単価が下落した今でも、太陽光発電システムを導入するメリットは充分にあります。


・「売電よりも自家消費」を意識する

・「設置費用が下がった」ことで、元を取りやすい時代になっている。

・電気代高騰の今、「自家消費による節約効果」が大きい

・エアコンやエコキュートなど、「付属設備との連携」で自家消費を最大化


「もはや売電は雀の涙」という状況は、裏を返せば「いかに賢く電気を使うか」が問われる時代になったということです。

フソウリブテックでは、お客様一人ひとりのライフスタイルに合わせた、最適な太陽光発電システムをご提案します。

 

○次回配信について

次回のテーマは「実は維持費で赤字!?後からかかる費用とは?」です。10/2(木)ごろの配信を予定しておりますので、お楽しみに!

 

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