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【太陽光お悩み相談室 Vol.12】非常時、蓄電池は特別な操作が必要?編
災害時の停電に備えることを目的に蓄電池を導入することは、当社でもこれまでおススメしてきましたが、「いざという時、難しい操作が必要なのでは?」と不安に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は災害などによる停電時、太陽光発電や蓄電池の操作は必要なのか?という非常時の運用に関する疑問にお答えしていきます。
太陽光発電システムに関する疑問にお答えする、
「太陽光お悩み相談室!」
太陽光発電システムの販売施工を手掛けるフソウリブテックの担当者が、皆さまからの疑問に「忖度なく本気で正直に」お答えします。
質問にお答えしていくのは、フソウリブテックで太陽光発電システムを担当するこちらのお二人。
右:宇野 克哉 さん(マテリアルソリューション部)
太陽光発電の営業として、住宅会社や一般のお客様へ最適なサービスを提案。「太陽光といえば宇野」と呼ばれる存在に。
左:成行 勇弥 さん(マテリアルソリューション部)
太陽光発電の申請業務を担当。入社2年目だが、細やかな対応に定評があり、存在感を放つ。
第12回目となる今回の質問は、
「災害などで停電が起きた時、太陽光発電や蓄電池について何か特別な操作が必要だったりしますか?非常時でも簡単に使えるか心配です。」
この疑問に、太陽光発電のプロが本音でぶつかります!
1. まずは商品の選び方が重要
まず、停電時に特別な操作が必要かどうかは、導入するシステムによって異なります。
成行:太陽光のシステムは、商品や施工方法、配線方法によって、作業が必要なシステムと不要なシステムがあります。太陽光システムのみで販売する場合、弊社も両方のタイプを取扱っています。
一方で、蓄電池もセットで設置されるお客様には、基本的に操作なしで使っていただけるシステムをおススメしております。
さらに、前回のブログで取り上げた「特定負荷」と「全負荷」の違いも重要なようで…?
成行:蓄電池を設置されるお客様に対しては、全負荷をご提案しております。停電時、家中どこでも電気が使える仕組みなので、普段とほぼ変わらない感覚で生活が可能です。
一部の部屋だけに電気を通す特定負荷の場合は、災害状況次第で電気の通った部屋が使えない可能性があるので、リスク分散という意味でも全負荷をおススメします。
2. 非常時でも簡単な操作でOK
フソウリブテックでは、操作なしで利用できるシステムを推奨していますが、万が一作業が必要な場合でも、その操作は非常に簡単です。
宇野:作業をするといっても、難しいものではありません。スイッチを使って再起動していただくとか、ブレーカーを触ってもらう程度のパターンがほとんどです。
操作といってもスイッチ1つで完了するものが大半。慌てがちな非常時であっても、確実に対応できるような易しい仕組みになっているそうです。
3. AIが台風に備える。賢すぎる「自動充電」機能
生活に根付くAI。最近の蓄電池は、災害の種類に応じて、事前に備えをアシストする機能が搭載されています。
宇野:最近の蓄電池は、インターネットにつながっていて天気予報と連携しています。例えば台風が近づいている情報が入れば、「台風が来そうだから、自家消費するより蓄電池に電気を貯めることを優先しよう」といった動きを行う商品が多いです。
本来は、いつ災害が来てもいいように、蓄電池を常に満タンにしておくのがベストかもしれませんが、経済効果的にそうできない場合もあります。蓄電池に搭載されたAIによって、普段は経済性を最大限に追求しながら、非常時が迫った時は自動的に備えを固めるという、理想的な運用が可能になります。
まとめ:非常時だからこそ、手間がかからないように
非常時に落ち着いて行動することは、誰にでもできることではありません。だからこそ、太陽光システムや蓄電池は、なるべく操作の負担がかからないように設計されています。
私たちフソウリブテックも、導入時は取り扱い説明をしっかりさせていただきますので、ぜひご安心ください。
○次回配信について
次回配信については現在準備中です。「太陽光発電に関する、よりリアルなお金の話」を行う予定ですので、ぜひお楽しみに!