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フソウ未来プロジェクト

讃岐おもちゃ美術館とともに。フソウリブテックが開館前から応援し続ける理由

2026.10.08

開館前からから応援を続けている「讃岐おもちゃ美術館」。
フソウリブテックは、地域の子どもたちが香川の自然や文化に触れ、子育て世帯が地域の中で豊かな体験を重ねられることも、まちづくりやの豊かな暮らしづくりにつながると考えています。
そんな想いから、讃岐おもちゃ美術館がまだ構想段階だった頃から、その活動を応援してきました。

 

今年9月より年間サポーターとして応援させていただくことをきっかけに、讃岐おもちゃ美術館を訪ねました。

 

今回は改めて館内を案内していただきながら、讃岐おもちゃ美術館が生まれたきっかけや、そこに込められた想いについて、運営する認定NPO法人わははネットの理事長で、館長の中橋様にお話を伺いました。

 

館内を歩いてみると、「こんなところにも香川が!」という発見がいっぱい。

子どもたちが夢中になれるのはもちろん、大人になった私たちだからこそ気づく面白さもたくさんありました。

今回は、そんな讃岐おもちゃ美術館の魅力と、フソウリブテックがスタート時から応援を続けている理由をご紹介します。

「香川で育ったことを、好きになってほしい」

讃岐おもちゃ美術館が大切にしているのは、子どもたちに地域の自然や文化、ものづくりにたくさん触れてもらうこと。

その背景には、「自分が育った地域を好きになってほしい」という想いがあります。

 

中橋館長

「身近にある自然や歴史、文化、素晴らしい職人さんたちに、小さい頃からたくさん触れてほしいと思ったんです」

 

子どもの頃から地域の魅力を知り、「自分はこんな素敵な場所で育ったんだ」と感じることが、自分自身を大切に思う気持ちにもつながる。

そんな想いから、「木育」を軸にした香川ならではのおもちゃ美術館が生まれました。

まだ何もなかった頃から、応援を続けています

フソウリブテックは、讃岐おもちゃ美術館がまだ構想段階だった頃から、その想いに共感し、最初の寄付をさせていただきました。

 

中橋館長
「最初は資金もなくて、“こんな場所をつくりたい”と想いを話している段階でした。そのとき、辻井社長に一番最初の寄付をいただいたことが、大きなスタートになりました」

 

そこから企業サポーターの募集やクラウドファンディングへとつながり、少しずつ形になっていったそうです。

現在も年間サポーターとして応援を続けており、館内にはサポーター企業としてフソウリブテックの名前も掲示いただいています。

オープン当初に支援した企業の名前が並ぶ場所にも社名があり、今回改めて目にすると、この場所のスタートから関わり、今もつながりが続いていることを実感しました。

 

私たちも普段、建築や建材を通して木や自然素材に触れる仕事をしています。

だからこそ、「木に触れること」「素材を感じること」「ものづくりの背景を知ること」を大切にする讃岐おもちゃ美術館の考え方には、共感する部分がたくさんあります。

歩いてみると、あちこちに「香川」が

館内を案内していただくと、まず驚いたのが、香川の素材がたくさん使われていること。

床には、まんのう町産のひのきや杉。
館内の中央には、実際に山で伐採された樹齢58年のシンボルツリーがあります。

さらに、手洗い場には庵治石、壁には観音寺の土など、館内のあちこちに香川らしさが散りばめられています。

 

そして、ぜひ注目してほしいのが館内に並ぶ木の柱。

東かがわ市・五名の山から切り出されたもので、一本一本すべて違う樹種が使われています。

色の濃い木、白い木、重い木、やわらかい木。
同じ「木」でも、それぞれに名前があり、表情も個性も違います。

その木々には、草の実をモチーフにした「ひっつきむし」があちこちに。館内には約140匹が隠れていて、探しながら歩くのも楽しみのひとつです。

「いろいろな木があるからこそ山は豊か。人も一人ひとり違っていい」

遊びながら、自然や多様性についても感じられる。そんな想いが込められています。

子どもだけじゃない。大人にも新しい発見がいっぱい

ほかにも館内には、思わず誰かに話したくなるものがたくさんあります。

 

香川の伝統工芸「蒟醤(きんま)」や「彫漆」の技法を使い、漆を15層も塗り重ねた滑り台。

子どもたちが遊び続けることで少しずつ漆が削れ、下の色が現れてくるという、時間の変化まで楽しめる遊具です。

小豆島で実際に醤油づくりに使われていた、高さ約2mの大きな杉の木桶は、ひっくり返してお茶室のような空間に。

木のたまごを手に取れば、同じ形でも樹種によって重さや手触り、香りがまったく違います。

さらに、丸亀うちわ、高松盆栽、サヌカイトなど、香川ならではの文化や素材が次々と登場。

「これも香川なんだ!」
「こんな技術があったんだ!」

取材をしている私たちも、何度も足を止めてしまいました。

子どもが遊んで楽しいのはもちろん、大人にとっても、身近な香川の魅力を改めて知ることができる場所です。

将来的に漆が削れてくる楽しみを秘めた、漆を幾重にも塗り重ねた滑り台

醤油づくりに使われる大きな木桶はままごと部屋ぴったりのサイズ

 

松の葉に見立てた「讃岐かがりてまり」を並べながら盆栽の文化に触れられるコーナー

異なる種類の木が持つ自然な色合いの違いを活用して食材を表現した讃岐うどん屋さんコーナー

地域のみんなで、この場所を育てていく

讃岐おもちゃ美術館では、館内を楽しんでもらうだけでなく、医療的ケア児のご家族や特別支援学校などを対象としたさまざまな取り組みも行われています。

企業からの支援は、単に施設を支えるだけのものではありません。地域の子どもたちに体験や学びの機会を届け、子育て世帯を地域みんなで支えていくことにもつながっています。

 

「私たちだからできることは何だろう?」

今回のお話を伺いながら、私たち自身も改めて考える機会になりました。

 

建築や建材を通じて地域の暮らしに関わることも、こうした地域の活動を応援することも、根底にある想いは同じです。
香川で暮らす人たちの毎日を、少しでも豊かにしていくこと。
讃岐おもちゃ美術館がまだ形になる前から始まったご縁を大切にしながら、これからもフソウリブテックは、地域の皆さまとともに、香川の子どもたちと子育て世帯を応援していきます。

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