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暮らしがぐっと心地よくなる、照明の色や明るさの選び方
家具やインテリアと同じく、お部屋の印象を決めるのに欠かせないのが照明です!
また照明の色や明るさによって、空間の雰囲気やもたらす効果は異なります。
適切な照明選びで、理想のお部屋づくりと快適な暮らしを叶えましょう。
照明の色の種類は主に3種類
照明の色には「電球色」「昼白色」「昼光色」の3種類があります。
今回はそれぞれの特徴や適した使い方をご紹介していきます!
【電球色(でんきゅうしょく)の特徴】
・オレンジがかった暖色系の色
・明るすぎず、落ち着きのある雰囲気を演出
・リラックス効果が期待できるほか、料理をおいしく見せる効果も
【昼白色(ちゅうはくしょく)の特徴】
・太陽の明るさに最も近い自然な色
・ほどよい明るさでどんな部屋にも合わせやすい
・服やメイクの色の見え方が屋外と変わらない
【昼光色(ちゅうこうしょく)の特徴】
・青みがかかった寒色系の白色
・3種類のなかで最も明るく、細部まで見えやすい
・集中力を高める効果が期待できる
それぞれの部屋に適した照明の色は?
先ほど説明した3種類の照明を、部屋の用途に合わせて使い分けましょう。
すると、おうち時間がより一層心地よくなります。
【電球色が合う部屋】
・リビング
・ダイニング
・和室
・寝室
・トイレ、お風呂
オレンジ系の「電球色」は落ち着いた雰囲気を演出するとともに、料理も美味しそうに見せてくれます
電球色
そのため、リラックスしたい空間や食事をする空間への設置がオススメです。
【昼白色が合う部屋】
・リビング
・洗面脱衣所
・服選びやメイクをする部屋(クローゼット、自室など)
・子ども部屋
・書斎
太陽光に近い自然な白色の「昼白色」は、基本的にはどんな空間にもマッチします。
特に長時間過ごす部屋をはじめ、服やメイクを選ぶ部屋にオススメです。
【昼光色が合う部屋】
・オフィス
・書斎、リモートワーク部屋
・勉強部屋
・キッチン
青っぽい色味の「昼光色」は、集中力を高めるといわれています。
細かい部分までくっきり見えるほど明るいので作業しやすい反面、疲れ目などの原因となることも。
それらを踏まえると、以下の部屋への設置がオススメです。
照明の明るさはlm(ルーメン)で確認を
照明の明るさを知る単位として「W(ワット)」をよく耳にするかと思います。
しかしLED電球が主流になっている現在では、明るさを「lm(ルーメン)」という単位で表すようになりました。
「W」は消費電力量を表す単位であるのに対して、「lm」は光源が全ての方向に放射する光の量を示す単位です。数値が大きければ大きいほど明るくなります。
社団法人日本照明器具工業会は、部屋の広さごとに推奨するlmの基準を公開しています。
【LEDペンダントライトの適用畳数の表示基準値】
・~4.5畳 …2200~3000lm
・~6畳 …2700~3700lm
・~8畳 …3300~4300lm
・~10畳…3900~4900ml
これらはあくまで基準であり、使用する照明器具の種類や、お部屋の使用目的、お部屋を使う人によって必要な明るさは変わってきます。また先ほど説明した照明の「色」によっても明るさは異なります。
特にお年寄りが暮らす家では、より明るい照明を選ぶことをオススメします。
照明器具の種類については、前回のコラムも参考にしてみてくださいね。
色味や明るさを調節できる照明器具を活用しましょう
ここまで照明の色と明るさの種類、それぞれに適した空間について説明しましたが、
「ベストな明るさを探すのは難しい…」「家族の中でも明るさや色味の好みが異なる」「同じリビングでも、昼と夜では求める雰囲気が変わる」という悩みも多いと思います。
その場合は、色や明るさを変えられる「調色・調光機能付き照明」がオススメです。
使用シーンや使う人に合わせてリモコンで簡単に調整できる調色・調光機能付き照明は人気があり、選べる種類も増えています。
家を建てる際、照明で悩まれる方は多くいらっしゃいます。
リビングココイチの家づくりでは、照明選びまでしっかりサポートいたします。
なりたい雰囲気を叶える照明や、より暮らしやすくなる照明など、お客さまのご希望に合わせてご提案いたします!