昨日、多肥上町の新築現場では、基礎の配筋検査がありました。
検査機関より検査員の方が現場に来て、実際の申請している図面と間違いないかをチェックします。
弊社が行っている第三者による監査項目とは別で、瑕疵担保保証の検査項目の一環として行われます。
昨日、多肥上町の新築現場では、基礎の配筋検査がありました。
検査機関より検査員の方が現場に来て、実際の申請している図面と間違いないかをチェックします。
弊社が行っている第三者による監査項目とは別で、瑕疵担保保証の検査項目の一環として行われます。
配筋がとても沢山組まれています。許容応力度計算により鉄筋の量が多いことが特徴です。
一般的な数より多いのは、許容応力度計算によりすべてに根拠があるからです。計算も時間がかかり、工事も大変にはなりますが、お客様の安心のために取り組んでいます。
一部、基礎が低いところがあります。そこにはさらに沢山の鉄筋の本数が見えます。ベタ基礎(ベースとなる基礎の高さ)よりも低い位置に基礎となる梁をいれることで、より強固な基礎となります。すべての建物に基礎梁が必要というわけではなく、こちらの建物は、構造計算の根拠により、計算上必要なので入れています。
また、鉄筋の立ち上がりの所が傘の取っ手のように曲がっているのも見えます。これは、基礎天端フックと言われ、この形状も計算上必要なのです。
1棟、1棟、計算根拠により、鉄筋の組み方が変わります。丁寧に設計した注文住宅だからこそ、見えない部分まで違いが出てきます。