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ガーデニングでおしゃれな庭作り。緑とエクステリアの住まいへのアプローチ
葉の緑が濃い季節になってきました。季節の移り変わりを草花や木々の葉から感じる方も多いのではないでしょうか?いつの時期も生活のシーンには植物はそっと彩りを添えてくれています。家づくりを考えるときにも欠かせないお庭づくりと外構計画を考えてみましょう。
家づくりに外構計画が大切な理由
暮らしの中で、家の中と外との動線はとても大切です。物を干す場所、自転車や車を置く場所、窓から見える景色…住んでみるとどれも欠かせないものばかり。
新築を建てるときに土地と建物に予算を使い切って、外構にかける予算が足りないなんて話もよくあります。初めからしっかり計画に入れて建物・庭を合わせたトータルでの外観の美的バランスを整えていきましょう。
住宅の外観とトータルコーディネートしましょう
リビングに大きな窓をとり、開放的な空間を望むなら、きっとそこから見える景色のイメージは風に揺れる木々であったり、遊ぶ子どもたちであったり、お気に入りの風景のはず。もしも、道路に面している立地であれば道行く人からの視線を遮る塀やフェンス、目隠しにもなる木々が欲しいものです。
直線的でモダンなデザインの建物であれば外構もスタイリッシュに、また、オレンジの屋根に白い壁のような南欧風の建物であれば手仕事の温かみが残るような外構も良いですね。そのような外構計画と共に欠かせないのが植栽計画です。植栽を効果的に取り入れることで屋内空間にも癒しや落ち着きを与え、緑のアクセントが加わったことで空間全体の豊かさが向上します。
予算計画もしっかりと
家を新築したいと思ったときに、家にかけられる予算はいくらで…、坪単価ってどのくらいなの…?とかかる費用の事も情報を集め始めると思いますが、そこに外構や庭の予算は含まれていますか?庭の価格って言われても「どのくらいかければ良いのか分からないなぁ」というところが本当のところだと思います。
そういう時にぜひ私たちを頼っていただきたいです。設計士に窓から見たい景色、庭で何をしたいか、イメージをどんどん話してみてください。建設予定の土地に合わせた外構計画を最初から考えておくことで、トータルで予算計画ができ、外構工事に回せるお金が無くなったということがなくなります。そして、よりお気に入りのお家になることでしょう。
屋外の植栽計画とシンボルツリーの植木
シンボルツリーという言葉を聞いたことはありますか?その名の通り、お家のシンボルとなる庭木です。玄関脇やお庭に植えることで、建物を引き立てる役割もあります。シンボルツリーは外観にも合わせて様々ありますがリビングココイチで人気のシンボルツリーを紹介します。
アオダモ
アオダモは縦長にきれいに伸びるため、見た目の美しさがあります。堅くて強度があり、粘りもあるのでバットの木として有名です。春夏は青々とした細かい葉が生い茂り、初夏には白い花を咲かせます。秋の紅葉も魅力的です。落葉樹なので季節感が出やすいです。成長はゆっくりですが長年かけて大きくなっていきます。その分流通は少なめなので高価になってきます。
シマトネリコ
真夏の直射日光でも問題なく育ち、小さな緑の葉が涼しげに揺れます。常緑樹なので冬でも緑の葉を見ることができます。(黄色くなった葉が少しは落ちます)成長は意外と早く、高く上へと伸びていきますが1本立ちで植えるより株立ちで植えると幹が太くなりにくく林のような自然な雰囲気を作り出すことができます。細い枝を横へも伸ばしてくるので幅をとることを見据えてスペースのあるところへ植えるのが良いでしょう。あまり手間のかからない木ですが、ちょっとした剪定も樹形を整えるには必要です。
小サイズから手に入りやすく、手ごろな予算で庭に取り入れることができます。
オリーブ
乾燥に強く日当たりの良過ぎる場所にも選べる木です。シマトネリコと同じく常緑樹です。旺盛な生育を活かせる広い場所が必要で、周囲は空間である事が必要です。1本で植えても十分シンボルとなる姿に成長します。(もし、実の収穫も楽しみたいということであれば2種類以上の品種を近くに植える必要がありますので植える場所は相談が必須かもしれません。)オリーブも小サイズから手に入りやすく、手ごろな予算でインテリアや庭に取り入れることができます。
モミジ
和風洋風問わずに人気なのがモミジです。日本の気候に合い風情を醸し出してくれます。緑から、赤へ紅葉していく様子はとても美しく満足度の高い木です。横へ枝をのばしていくので形を整える剪定が必要になってきます。ある程度のサイズで樹形の良いものは高価になってきますが、とても風情があります。
ドラセナ
また、最近のトレンドであるアウトドア人気の流れで、ドラセナを取り入れる方も増えています。アジアン風やリゾート風、またアメリカンな小物やウッドデッキなどとの相性が良いので、カジュアルな印象の庭のアクセントにおすすめです。
大きな木をシンボルツリーにしたい方は、落葉樹を選ばないと、植える場所によっては冬でも家の中が影になり、肌寒さを感じてしまうかもしれません。木の種類によって植える場所も変わってきますので、トータルでの計画が必要になってくるのです。ちなみにリビングココイチはジューンベリーを植えています。春先、実が熟れてくると今か今かと鳥が毎日様子をうかがってきます。一番おいしくなった頃にはあっという間に実を食べられてしまうんです。もちろん、鳥の合間でスタッフがいただく日もあります!そんなお庭の観察も楽しいですね。
緑が心に与える影響
緑や自然の景色が見える生活をすると心が自然にリフレッシュされることにより集中力がアップしたり、元気がでてくるという海外の大学での研究結果もあるようです。日々の生活の中で目に入るところに緑があることで、日々の生活に落ち着きを与え、心豊かな暮らしにつながることでしょう。学習机や書斎から見える風景に小ぶりな花壇でもあると勉強や仕事もはかどりそうですね。
お手入れの「面倒くさい」が「思っていたより簡単」で身近な存在へ
リビングココイチの住宅設計では、暮らしの中に緑を添えることで「建物・外構計画・庭を合わせた外観の美的バランス向上」や「屋内空間に癒しや落ち着き、アクセントが加わり空間の豊かさ向上」など、メリットはたくさんあると考えます。
屋外の植栽計画、屋内の観葉植物など、緑に対しては多くの方々が好印象(癒し・落ち着き・豊かな空間など)を感じて頂けます。
しかし、手入れやお世話に対して「面倒くさいという感覚」が同時に生まれます。
この「面倒くさいという感覚」を「思っていたより簡単」という感覚になっていけるように、そしてもっともっと植栽が身近な存在になり、豊かな暮らしや空間の実現が出来るように想いをかたちにさせていただければと思います。
一度、リビングココイチの提案を聞いてみませんか?