こんにちは、たいです。
現場で第三者監査が行われるということで、密着してきました。
住宅建設において、品質管理は最も大切な部分の一つです。どれだけ素晴らしい設計があっても、施工の過程で品質が守られていなければ、住んでからの快適さや安全性に大きな影響が出てしまいます。そこで登場するのが「第三者監査」。これは、家づくりが計画通りに進んでいるか、また必要な基準を満たしているかをチェックするための重要なプロセスです。
今回の監査は8回目。第三者監査は、建築現場に直接関わっていない第三者の建築士が行うため、施工の偏りや手抜きが無いかを独立した立場でしっかりと見極めてくれます。自社での品質管理に加えて第三者監査をおこなうことにより、品質が保証され、施工ミスを未然に防ぐことができるのです。各回、後戻りできないタイミングで行っているという点もポイントです。
今回の第三者監査で特に注目すべきチェック項目は、以下の3つです。
●ビスの打ち付けピッチと深さ
ビスの間隔や深さが適切かどうか、図面通りに施工されているかを確認します。適切にビスが打たれていないと、壁や天井がしっかりと固定されず、後々のトラブルに繋がります。安全性に直接関わる重要な項目です。
●ボード継ぎ目の処理
石膏ボードの継ぎ目部分がしっかりと処理されているかもチェックされます。これが不十分だと、将来的に亀裂やひび割れが発生する原因となります。仕上がりがきれいであるためには、継ぎ目の処理が非常に大切です。
●ボードの割れやひび
石膏ボードに割れやひびが入っていないか、しっかりと確認されます。ボードが割れていたり、ひびが入っていたりすると、見た目に影響を与えるだけでなく、耐久性にも問題が生じます。