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第三者監査が8回目を迎えました!現場実施の様子をレポート(第8回 内部造作・ボード等施工完了後)

2025.02.18

こんにちは、たいです。

現場で第三者監査が行われるということで、密着してきました。

住宅建設において、品質管理は最も大切な部分の一つです。どれだけ素晴らしい設計があっても、施工の過程で品質が守られていなければ、住んでからの快適さや安全性に大きな影響が出てしまいます。そこで登場するのが「第三者監査」。これは、家づくりが計画通りに進んでいるか、また必要な基準を満たしているかをチェックするための重要なプロセスです。

 

 

今回の監査は8回目。第三者監査は、建築現場に直接関わっていない第三者の建築士が行うため、施工の偏りや手抜きが無いかを独立した立場でしっかりと見極めてくれます。自社での品質管理に加えて第三者監査をおこなうことにより、品質が保証され、施工ミスを未然に防ぐことができるのです。各回、後戻りできないタイミングで行っているという点もポイントです。

今回の第三者監査で特に注目すべきチェック項目は、以下の3つです。

 

●ビスの打ち付けピッチと深さ

ビスの間隔や深さが適切かどうか、図面通りに施工されているかを確認します。適切にビスが打たれていないと、壁や天井がしっかりと固定されず、後々のトラブルに繋がります。安全性に直接関わる重要な項目です。

 

●ボード継ぎ目の処理

石膏ボードの継ぎ目部分がしっかりと処理されているかもチェックされます。これが不十分だと、将来的に亀裂やひび割れが発生する原因となります。仕上がりがきれいであるためには、継ぎ目の処理が非常に大切です。

 

●ボードの割れやひび

石膏ボードに割れやひびが入っていないか、しっかりと確認されます。ボードが割れていたり、ひびが入っていたりすると、見た目に影響を与えるだけでなく、耐久性にも問題が生じます。

第三者監査の最大のポイントは、その“独立性”にあります。
家を建てる際、施工業者の意図や設計者の思惑が反映された状態で、第三者の目を通すことができるため、客観的な立場から冷静に品質チェックが行えます。このように、外部の専門家が関わることで、住宅の品質を公正に保証することができるのです。

 

また、監査は、施工ミスを早期に発見するためにも非常に役立ちます。もし、工事が進んでから問題が発覚すると、修正するのに時間とコストがかかるだけでなく、工事の進行にも支障をきたすことがあります。しかし、第三者監査を定期的に行うことで、問題を早期に発見し、迅速に対応できるため、品質の確保に繋がります。

第三者監査が終了した後は、監査結果をもとに必要な修正や調整が必要な指摘があれば、手直しされます。その後、再度のチェックが行われ、問題が無いことが確認されてから次の工程に進むことができます。これにより、すべての作業が確実に適正な品質で行われているかを確認しながら進めることができます。

この日、現場では様々な作業が進められていました。
現在、建物の内部が着々と形になってきています。間取りも実際にどんな部屋になるのかがはっきりしてきました。また、自然光を取り入れるための中庭もあり、室内がとても明るい印象です。

設計担当と現場監督が設備の納まりの確認を打ち合わせしていたり、クロス屋さんが壁のサイズを現場を見ながら確認していました。これらの作業は、完成後の住まいの仕上がりに大きく影響します。

一方で、外部では外壁にタイル施工が進んでいて、家全体の外観が徐々に完成形に近づいています。
引き続き、完成に向けしっかりと進めてまいります。

●これまでの第三者監査の様子についてのブログはこちら
●第三者監査についての詳しい説明はこちらから
ご覧いただけます。

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