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「断熱性能」と「気密性能」 快適な住まいづくりの秘訣

2025.03.01

こんにちは、たいです。

最近、「断熱性能」という言葉をよく耳にするようになりましたね。確かに、断熱性能は大切です。でも、実は「気密性能」も同じくらい重要なんです。今日は、この2つがどうして大切なのか、そして気密性能を高めるコツについてお話しします。

■断熱性能と気密性能って何?

まず、簡単に説明します。

●断熱性能:外の暑さや寒さを家の中に入れにくくする能力です。

●気密性能:家の中の空気が外に逃げにくく、外の空気が中に入りにくい性質です。

つまり、断熱性能が高いと「暑さ寒さをシャットアウト」、気密性能が高いと「空気の出入りをコントロール」できるんです。

なぜ両方が大切なの?

断熱性能と気密性は、まるで二つの歯車のような関係です。どちらか一方が欠けていると、全体の動きがうまくいかず、最高の効果は得られません。

例えば、断熱性能が高くても気密性能が低いと、隙間風で熱が逃げてしまいます。逆に、気密性能が高くても断熱性能が低いと、壁や窓から熱が伝わってしまうんです。

■高気密・高断熱住宅のいいところ

1.光熱費が安くなる:冷暖房の効きがよくなるので、電気代やガス代が節約できます。

2.家中どこでも快適:夏は涼しく、冬は暖かい。部屋による温度差も少なくなります。

3.健康的:ヒートショック(急激な温度変化による体への悪影響)のリスクが減ります。

4.結露しにくい:壁や窓に水滴がつきにくくなり、カビの発生も抑えられます。

5.静か:外の騒音が入りにくく、家の中の音も外に漏れにくくなります。

■気密性能を表す「C値」って何?

気密性能を数字で表したものが「C値」です。C値が小さいほど気密性能が高いことを意味します。

 

具体的には、1㎡の床面積あたり、何㎠の隙間があるかを示しています。例えば、C値が1.0なら、1㎡の床面積に対して1㎠の隙間がある計算になります。

一般的に、C値が1.0以下だと「高気密住宅」と呼ばれます。最新の高性能住宅では0.5以下、さらには0.1前後の驚くほど高い気密性能を実現しているものもあります。

フソウリブテックでは、実測平均値で、C値0.5㎠/㎡を実現しています。設計段階から考慮し、丁寧に現場の施工をすることにより実現する数値です。

C値を下げるには?

C値を下げる、つまり気密性能を高めるには、いくつかのポイントがあります。

 

1.隙間をなくす

・床や天井の接合部に気密シートを使う

・柱や梁、配管の周りをしっかり埋める

・気密テープやシーリング材を使って隙間を塞ぐ

 

2.断熱材の選び方と入れ方

・発泡系の断熱材を使うと隙間が埋まりやすい

・配管や電気配線が通る部分にも断熱材を入れる

 

3.窓やドアの選び方

・気密性能の高い窓(例:樹脂窓)を選ぶ

・玄関ドアは片開きタイプが気密性能が高い

 

4.その他の工夫

・外壁のスイッチやコンセントの数を必要最小限に

・窓枠の周りをテープやシーリングで処理

 

5.技術を活用

・気密測定で品質をチェックする

■気密測定の重要性

気密性能を高めるには、実際に測定して確認することが大切です。私たちフソウリブテックでは、自社で気密測定を行っています。これには、いくつかのメリットがあります

 

1.素早い対応:問題があればすぐに対処できます。

2.施工の質が上がる:測定があることで、職人さんの意識も高まります。

3.安心感:数字で証明された性能は、お客様に大きな安心を感じていただけます。

高気密・高断熱住宅の注意点

メリットがたくさんある高気密・高断熱住宅ですが、気をつけるべき点もあります

1.換気は必須:空気が入れ替わりにくいので、計画的な換気が必要です。

2.初期費用が高め:高性能な材料や施工技術が必要なので、建築コストは少し高くなります。

3.メンテナンスが大切:性能を維持するには、定期的なチェックと手入れが必要です。

■まとめ

断熱性能と気密性能は、快適で省エネな家づくりの両輪です。どちらか一方だけでなく、両方に気を配ることが大切です。

高気密・高断熱住宅は、初期投資は少し高くなりますが、長い目で見ると光熱費の節約や快適な暮らしなど、たくさんのメリットがあります。

家づくりを考えているみなさん、断熱性能だけでなく、気密性能にも注目してみてください。

 

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